一般的に住宅はすぐに価値がなくなってしまうと言われていますよね？
投資をしている人からは
- 持ち家はいらない
- 単なる負債だろ？
- 固定資産税とか税金が高い
などなど持ち家ではなく賃貸をすすめる声が多いです。
家を買った投資家目線で持ち家について考えてみたいと思います。
１．持ち家を持つということ
持ち家を持つということは多額かつ長期（３５年）のローンを抱え、その土地に縛られるということは事実です。
日本の働き方は転勤ありきの場合が多く、このことから住宅を買うという行為は愚かな行為だと考えられている所以ではないでしょうか？
投資家の中では自宅兼投資用にマンションを買ったりする方もいらっしゃいます。
しかしながら戸建てでは２０年で価値がほぼゼロになりますので、投資の対象からは外れるでしょう。
それでも私は自分の一戸建てを資産だと考えています。
ローンを返し終えれば完全に自分のものになりますし、自宅の中も好きに改造できます。それに老後に住むところの不安がなくなるというのが一番大きいと思います。
年をとってから６０代、７０代での賃貸の契約なんて果たして結ぶことができるのでしょうか？
貸す側の立場からすると嫌ですね。孤独死なんてされたら最悪だと考えてしまいますし、現に問題になっているようです。
住む場所があるというのは大きいですよ。
２．家の維持費
毎年必要なのが固定資産税です。
結構高いのですが、減価償却の考え方もちゃんとあります。
うちの場合だと年間１０万円くらいです。
投資をしているのでこれくらいは年間の配当金で捻出できそうですね。
その他、家の修繕費を積み立てておかないと駄目です。
屋根と外壁が結構いいお値段になるようです。
投資のリターンも得ることはできますがそこそこの金額を運用に回さないとプラスにはなりません。
これがマンションの場合だと共益費やら修繕積立金やらに変わります。これがバカにならないほど高いようです。
ここはデメリットの部分ですね。でも年間１０万円程度の支出で家が持てるなら安いと思いますよ？
３．育児をする最高の場所
私には１人子どもがいます。
賃貸住宅で子育てもできなくはないですが、やはり気をつかいますよね？
うちの子どもも床をドンドンしたりものを投げたり障子を破ったりしてやんちゃし放題です。
子育てをする場所だと思って家を買ったので、最高の場所ですよ。
あとは首都圏に家を買えたのは大きいと思っていて、東京まで電車で１時間。
仮に子どもが就職して薄給の期間はうちから通勤するなんてこともできます。
流石に都心のマンションには敵いませんが、こういう点にも資産価値を見出しています。
特に私の子ども世代なんて本当、先行きがわかりませんからね。
子どものための先行投資という意味合いもあると思っています。
まとめ
こんなところでしょうか？
投資をしているのでリターンの最大化を望みますが、家を買うことで得られるリターンを考えてみることも大切だと思います。
特に子どもがいるのであれば家を買うことで得られるリターンは負債よりも大きいと考えます。
ただ家を買ってしまうとその土地からすぐに離れることが難しくなるというのは事実で、転職をするときの足かせになりえます。
私はサラリーマンであり投資家でもありますが、生活は至って普通です。
住宅ローンも抱えていますし自動車も普通車と軽自動車の２台所有して、原付（二種）も１台持っています。投資家の諸先輩から笑われてしまうようなことをしています。
でもこれが普通の生活だと思いますよ？
家は独身、もしくは子どもがいない世帯だと賃貸で十分でしょう。
しかし子どもがいるのであれば家を買い、子どもに先行投資するというのもありなのではないでしょうか？
それでは
